ラーメン、餃子、小龍包。朝市に本格中華の風が吹く
大きなテントの中に、7名の調理人がフル回転する厨房が。 ここは中国出身の鈴木静子さんが切り盛りする、中華料理の屋台。ラーメンから餃子、小龍包、餡餅(中華おやき)とレストランさながらの品ぞろえです。
「毎週食べてくれるお客さんがいる」という人気のチャーシュー麺には、豚肩ロースをじっくり煮込んで作る肉厚のチャーシューが器いっぱいにのっています。
静子さんの実家に代々伝わるレシピで作る水餃子は、皮に国産の小麦粉を使用するのがこだわり。小ぶりのサイズで食べやすく、海老も入ってリッチな味わいです。
「餃子が私と日本をつないでくれているんです。朝市に来ると新しい友人ができてうれしい。次は2020年に開催されるオリンピックに合わせて東京でお店を出したい!」と、とキラキラした瞳で語る静子さん。餃子を通したコミュニケーションの輪はまだまだ広がりそうです。